昨日の月曜日、天気は曇り空でしたが
急に桜が見たくなって4~5年ぶりに鎌倉に行ってきました
今回は鎌倉で日蓮が足跡を残したお寺を廻りました
比企谷の妙本寺から名越の草庵跡と言われる松葉谷妙法寺、長興寺と廻って長谷まで歩いて光則寺、長谷寺から極楽寺まで歩いて江ノ電で鎌倉高校前で降りて踏切の江ノ電を撮って帰ってきました
いや~鎌倉高校前は韓国人の観光客ばかりでハングル語が飛び交ってました
横断歩道でポーズを取って撮影してるのは皆韓国の方ばかり、驚きました
ハウスtoハウスで23000歩オーバ-歩きました 土日が天気悪くて歩けなかったので3日分歩いちゃいました、流石にちょっと疲れました(笑)

という事で今日は 比企谷妙本寺のカイドウです  
  小田急、相鉄、小田急江ノ島線、江ノ電を乗り継いで鎌倉駅に9時過ぎに着きました いつのまにやら相鉄にJRが入っていて新宿直通や埼玉の方まで行けるみたいです、浦島太郎状態でした
   若宮大路はまだ桜が残ってました

歩いて10分ほどで比企谷の妙本寺門前に着きました
   ここも桜はまだ見ごろでしたね
   妙本寺の山門です ここは比企一族の館跡で日蓮宗最古の寺院です。開基は、比企能員の末子で、順徳天皇に仕えた儒学者比企大学三郎能本です。
   この地は比企能員一族が住む谷戸(やと)であったところから「比企(ひきが)谷(やつ)」と呼ばれています。しかし、比企一族は建仁3年(1203年)に権力保持を目論む北条一族によって滅ぼされました。その争いを「比企の乱」といいます。
  比企の乱の時、まだ幼少で京都にいたため生き延びたのが比企大学三郎能本でした。能本は、鎌倉の辻に立って生命がけの布教をされている日蓮聖人に出会い、「わが一族の菩提を弔って下さるのは、このお聖人しかいない!」と決心し、自分の屋敷を日蓮聖人に献上したのが妙本寺の始まりです (妙本寺HPより抜粋)
  法華の行者日蓮の最初のお寺がこの妙本寺になります
  本堂の前にはカイドウが咲いてました
   比企一族の菩提を弔う、開祖日蓮の銅像が立ってました
   時期的に桜とカイドウが一緒に咲いてます
  大きなカイドウの木です

   水盤にカイドウが写り込んでました
  カイドウの下で結婚式の前撮りをしてました
   苔むした石段の上に比企一族の墓石が並びます

   カイドウの花をアップにしてみました 花色は桜よりピンクが濃くて葉も花と一緒にアクセントになってます
   方丈の前には桜が咲いてました
この時期が一番華やかな時期で来れてよかったです
円覚寺や長谷寺などの人気スポットに比べて観光客は少なくて落ち付いて散策が出来ました
千葉で立宗して鎌倉で布教をする中、他宗を批判したり立正安国論で幕府を批判するなどして怒りをかい草庵を焼き討ちされたり佐渡に流罪になる中、キチガイ坊主と揶揄された人物がどのようにして民衆の支持を受け法華(日蓮宗)を鎌倉で確立出来たのかが興味があって、今回は名越周辺の布教を始めた地を訪れて見たくなり桜に絡めて訪れました
何か人に訴えるものを持ってないとここまで大きな組織になる事は不可能でしょうし、まして罪人の身ですからその謎が解ければなんて思ってます、何回か続きます